安く荷物を運ぶなら、トラックのレンタカー? それとも引越し業者や運送業者?

軽トラ

 

レンタカーで2トン、3トンといったトラックや、軽トラックを借りて荷物を運ぶ。あるいは、引っ越しに使うなら、どこのレンタカー業者が安いでしょうか。

 

それとも、引越し業者や運送業者に、荷物の輸送をお願いしたほうが安いでしょうか。

 

アート引越センターの2トントラック

 

このサイトでは、格安で荷物を輸送する方法と、レンタルする場合のトラックの車種、レンタカーの乗り捨て、保険など、荷物を運ぶための情報をまとめています。

 

レンタカーでトラックを借りるための徹底マニュアル

 

 

大手レンタカー会社のトラック料金を比較

レンタカー会社といえば、

 

  • ニッポンレンタカー
  • 日産レンタカー
  • トヨタレンタカー(トヨタレンタリース)

 

など、大手がいくつか思い浮かぶと思います。

 

では、借りられるトラックに違いはあるのでしょうか。どうせなら格安の業者がよいですが、それはどこでしょうか。

 

レンタカー各社

 

そこで、まずは、東京、名古屋、大阪を中心に全国展開している大手レンタカー会社で借りられる車名、そして気になる料金を比較したいと思います。

 

ニッポンレンタカー

 

ニッポンレンタカー

 

ニッポンレンタカーのトラックでレンタルできる車種は、普通トラックはボンゴ(850キロ〜1.15トン、2〜3人乗り)、エルフ、キャンター、デュトロ(2トン3人乗り)、軽トラックはキャリィ(2人乗り)です。

 

エルフ、キャンター、デュトロには2トンロング、2トンロングワイドもあります。

 

ニッポンレンタカーのトラックでレンタルできる車種

 

ニッポンレンタカーでレンタルできる主なトラックと、各荷室サイズ
  • キャリィ……1,940mm × 1,410mm
  • ボンゴ……2,470〜2,735mm × 1,600mm
  • エルフ……3,115mm × 1,615mm
  • キャンター……3,115mm × 1,615mm
  • デュトロ……3,115mm × 1,615mm

※エルフ、キャンター、デュトロのロングタイプの荷室サイズは、4,350mm × 1,790〜2,070mmになります。

 

また、コンテナを積んだアルミバンタイプもあります。

 

レンタル料金(一般)

トラック 3時間まで8,100円

6時間まで9,828円
12時間まで13,068円
24時間まで15,768円
※ 以後1日毎に11,448円 以後1時間毎に1,728円追加となります

軽トラック 3時間まで4,968円

6時間まで6,048円
12時間まで7,128円
24時間まで8,208円
※ 以後1日毎に6,048円 以後1時間毎に1,188円がかかります

 

いずれの車種にもレンタル料金以外に保険料(車両、対物事故免責額補償制度)が1日1,080円(ロングは2,180円)の負担が必要です。

 

頻繁にレンタルするならニッポンレンタカーのNO.1CLUBメンバーの加入してみてはいかがでしょうか。会員特典に料金の割引やポイント制度で貯まったポイントをレンタル料金に充てられるメリットもあります。

 

NO.1CLUBメンバーの割引サービス
  • レンタル時に基本料金が5%割引。
  • ネット予約で基本料金が5%割引。
  • 100円につき5ポイントのポイントが付与されます。1ポイント=1円で、500ポイントから使えます。

 

ただしトラックの場合は、レンタル時割引は軽トラックと1〜1.5tクラスのトラック、ネット予約割引は軽トラックが、割引の対象外です。またポイントについては、レンタカーで事故を起こした場合はポイントがすべて失効する点に注意しましょう。

 

ニッポンレンタカーの引っ越しはこちらの記事

 

 

トヨタレンタカー(トヨタレンタリース)

 

日産レンタカーの営業所

 

トヨタレンタカー(トヨタレンタリース)でレンタルできる具体的なトラックと軽トラックの車種と料金は以下のとおりになります。

 

トヨタレンタカーの料金は車種のクラスによってT0からT4に分かれています。料金は税抜きで記載します。

 

トヨタのトラックでレンタルできる車種

 

T0 T0というのは軽トラックでPIXISその他車種になります。12時間まで5,000円、24時間で6,500円となります。
T1 T1では、タウンエーストラックで12時間まで6,000円、24時間で8,000円。
T2 T2では、ダイナトヨエース2t標準デッキで12時間まで9,500円、24時間で12,000円。
T3 T3では、ダイナトヨエース2tワイドロングで12時間まで13,000円、24時間で16,000円。
T4 T4では、ダイナトヨエース3t以上で12時間まで18,000円、24時間で22,000円。

また、使用時間を超えて利用をすると超過料金といったものがかかってきます。

 

ちなみに、T2〜T4クラスのトラックの予約は電話でのみ受け付けています。Web予約はできないので注意してください。

 

トヨタレンタカーの超過料金
T0、T1クラス T2クラス T3クラス T4クラス
1,000円 / 時 1,500円 / 時 2,000円 / 時 2,500円 / 時

すべて税抜きの料金で表示しています。また、超過料金は1時間単位で加算されることに気をつけましょう。2、3時間のオーバーでもけっこうな金額になってしまいます。

 

引っ越しは、移動だけでなく、荷物の搬出、搬入にも予想以上に時間がかかることが多いですから、レンタルするときに少し時間を長めに取って契約しておく方が良いかもしれません。

 

各トラックの荷室サイズ
  • PIXIS……2,020mm × 1,940mm
  • タウンエーストラック……2,430mm × 1,585mm
  • ダイナ・トヨエース(2t標準キャブ標準デッキ)……3,120mm × 1,615mm
  • ダイナ・トヨエース(2tワイド・ロング)……4,360mm × 1,895mm
  • ダイナ・トヨエース(3t以上)……4,360mm × 1,790mm

※T3とT4クラスにはアルミバンタイプのトラックもあります。荷室サイズはそれぞれ、T3クラスが〈3,085mm × 1,780mm × 2,055mm〉、T4クラスが〈4,485mm × 2,085mm × 2,055mm〉になります。

 

トヨタレンタカーの引っ越しはこちらの記事

 

 

日産レンタカー

 

日産レンタカー

 

日産レンタカーが取り扱うトラックの車種は、まず軽トラックとしては燃費が16q/リットルのクリッパートラックがラインナップ。

 

レンタル料金は一般の方で3時間4,752円。会員だと4,514円で、これが基本料金になります。

 

日産レンタカーのトラックの軽以外の車種名を上げると、バネットトラック、アトラス2t、アトラス2tロングボディ、アトラス2tアルミバン、アトラス2tアルミバンパワーゲート付、同じくロングボデイ、コンドル4tとなっています。

 

日産レンタカーでレンタルできる車種

 

軽トラックから4tトラックまでレンタルできるため、サイズ的にも十分なラインナップといえます。

 

ちなみに、コンドル4tの基本料金は、一般の場合は3時間で16,416円、会員の場合は同じく3時間で14,774円になります。

 

 

日産レンタカーの主なトラックのラインナップと、荷室サイズ
  • バネットトラック……2,470mm × 1,600mm
  • アトラス2t……3,100mm × 1,610mm
  • アトラス2tロングボディ……4,355mm × 2,070mm
  • アトラス2tアルミバン……3,175mm × 1,775mm × 2,065mm
  • アトラス2tアルミバンパワーゲート付……3,175mm × 1,775mm × 2,055mm
  • アトラス2tアルミバンパワーゲート付ロングボデイ……4,490mm × 2,095mm × 2,165mm
  • コンドル4t……6,225mm × 2,240mm

 

日産レンタカーの料金体系

日産レンタカーの料金体系は

 

 基本料金
  +
 付帯日数×日数(4WD 料金・ハイシーズン料金・深夜貸出手数料など)
  +
 補償関係(面積補償手数料など)
  +
 その他オプション(乗り捨てや日産安心サポートプランやオプション関係)
  +
 消費税

 

このようになり、これらの合計が利用支払金額になります。これは他のトラックでも同じです。

 

借りれる時間の区切りは3時間、6時間、12時間、24時間で、24時間以降は1日ごとの課金です。超過は1時間ごとに延滞料が発生しますが、基本料金と同じように、会員の方は一般の方よりも少し延滞料が割引になります。

 

日産レンタカーの割引サービス

日産レンタカーでは、「23ボーナスクラブ」という会員制度があり、登録をすると割引などのサービスを受けられます。

  • 基本料金が5〜30%割引
  • 100円に付き1ポイントがたまり、200ポイントで2,000円の優待券がもらえる
  • チャイルドシート無料貸し出し

 

引っ越しのトラックを調達するために単発的に利用するのであればお得感は少ないですが、普段からときどきレンタカーを利用する、という方は、会員登録しておくと便利ですね。

 

登録は、日産レンタカーのホームページから簡単に行うことができます。入会金や年会費などの諸経費はすべて無料です。

 

日産レンタカーのオプションサービス

オプションサービスの中から、引っ越しに便利なものをピックしました。

  • ワンウェイドライブサービス(乗り捨て)
  • カーナビレンタル
  • シートレンタル
  • 幌レンタル
  • ロープレンタル
  • 台車レンタル

 

ワンウェイサービスの料金表

30kmまで 30〜50kmまで 50〜100kmまで 以降50kmごとに
無料 3,240円 6,480円 3,240円

 

日産レンタカーでトラックを借りる際の注意点

ほとんどの車両はホームページからWeb予約ができますが、トラックの場合はWeb予約はできません。大きさや積載量にかかわらず、すべて電話予約になります。

 

また、こちらはトラックレンタルの利点になりますが、トラックは商用車に分類されるため、特別料金の対象外になります。ハイシーズン料金、北海道、沖縄、離島の特別料金などはレンタルする際に加算されません。

 

 

ジャパンレンタカー、オリックスレンタカー、タイムズカーレンタル

ここでは、ジャパンレンタカー、オリックスレンタカー、タイムズカーレンタルの3社で借りられるトラックの車種と料金についてご説明します。

 

まず、ジャパンレンタカーでは、スバルのサンバートラック、トヨタのタウンエース、そしていすゞのエルフなどのトラックが借りられます。用途別に様々な車種が選べるのが、ジャパンレンタカーの大きな特徴です。

 

料金は、利用時間ごとに細かく区分されており、サンバートラックの場合は最も短い3時間であれば2,700円から借りることができます。

 

オリックスレンタカーの場合、車種ではなく荷台の大きさ別に区分がされており、自分が載せたい荷物の量に合わせて車を選択できます。なお、オリックスレンタカーの場合は車種の選択はできず、それぞれの区分に当てはまるトラックが貸し出されます。

 

またオリックスレンタカーでは、中型免許あるいは8トン限定の旧普通免許が必要な4トントラックも借りることができるため、より多くの荷物を運びたい時には便利です。

 

オリックスレンタカーは6時間から借りることができ、料金は6時間5,400円からです。

 

そして、タイムズカーレンタルは最大積載量ごとに借りられる車種が区分されています。

 

タイムズカーレンタルもオリックスレンタカー同様、細かい車種の選択は受け付けていませんが、中型免許か旧普通免許が必要な4トントラックを借りることができます。また、車両の運搬を行うことができる「キャリアカー」も借りることができます。

 

故障のため自走が不可能な車や、公道を走行できないレースカーの運搬に最適です。この場合、前述の中型免許が必須となります。

 

料金も通常より割高に設定されており、6時間21,168円からとなっています。タイムズカーレンタルは6時間から利用でき、料金は6時間5,292円からとなっています。

 

各レンタカーの料金比較

ここまで紹介してきたレンタカーの基本料金の価格を比較してみました。引っ越し用としてレンタルされることが多い軽トラックと2tトラックをピックし、それぞれ6時間、12時間、24時間レンタルした場合の基本料金です。

 

2tトラックはすべて平ボディタイプです。また、ロングサイズやワイドサイズではない、標準的なタイプのトラックを選択しています。

 

料金はすべて税込価格です。

  6時間 12時間 24時間
ニッポンレンタカー

軽 6,048円
2t 9,828円

軽 7,128円
2t 13,068円

軽 8,208円
2t 15,768円

トヨタレンタカー

軽 5,400円
2t 7,560円

軽 5,400円
2t 10,260円

軽 7,020円
2t 12,960円

日産レンタカー

軽 5,508円
2t 8,856円

軽 7,128円
2t 12,096円

軽 8,316円
2t 14,256円

ジャパンレンタカー

軽 3,600円
2t 6,000円

軽 3,900円
2t 6,800円

軽 4,800円
2t 8,500円

オリックスレンタカー

軽 5,400円
2t 9,180円

軽 6,480円
2t 12,420円

軽 7,560円
2t 15,120円

タイムズカーレンタル

軽 5,292円
2t 8,467円

軽 6,480円
2t 10,281円

軽 7,560円
2t 12,096円

 

軽トラックの料金は各社ほぼ、横並びですが、2tトラックになると2,000円くらいの差がでてきますね。トラックのサイズやレンタル時間が増えるのに比例して、金額の差が開く傾向があります。

 

ここにまとめたのはあくまで基本料金なので、オプションをつけたり割引を利用したりすると、金額は変わってきます。一応の目安と考えてください。

 

レンタカーの便利なサービス

乗り捨て(ワンウェイシステム)や保険など、レンタカー業者の便利なサービスを知っておくと、トラックを借りるのに役に立ちます。

 

レンタカーの乗り捨てとは。レンタカー各社のシステムと料金

レンタカー

レンタカーを利用する際は、出発した店舗に返却するのが基本です。でも、返却に手間や時間がかかって、段取りが悪くなってしまうケースもありますよね。

 

例えば、旅先で荷物が増えてしまったので、帰りは車を利用して帰りたい、というケースや、引っ越し先に荷物を運ぶために車をレンタルしたい、というケースがあります。こうした場合は、車を返却するためだけに戻るのは面倒ですし、片道分、無駄な経費が発生するため出費も上乗せになってしまいます。

 

特に、東京から北海道。大阪から福岡のように長距離だと時間的にも料金的にもムダが大きくなってしまいます。

 

そこで考えられたのが、出発店で車両をレンタルし、目的地のエリアにある同系列の店舗に返却する、という方法です。

 

乗り捨て、またはワンウェイシステムと呼ばれるこのシステムは、結果的にお得な料金でレンタルできるということでニーズが高く、大手各社でも採用しています。

 

料金体系は、ニッポンレンタカーやトヨタレンタリースは県ごとに料金が設定されています。同一県内の店舗に返却する場合は手数料が無料ですが、県をまたぐと手数料が加算される仕組みです。

 

日産レンタカーは距離設定です。

 

  • 30qまでは無料
  • 50qまでは3,150円
  • 100qまでは6,300円

 

以降50qごとに3,150円の乗り捨て手数料が、基本料金に加算されます。当然、遠くの店舗に返却すると、その分手数料は高額になっていきます。

 

ニッポンレンタカーとトヨタレンタリースの2社で、乗り捨て料金を比較してみました。東京でレンタルして神奈川で返却した場合、乗用車でニッポン3,150円、トヨタ2,150円と、トヨタレンタカーが安いのがわかります。ワゴンやトラックで比較しても同様にトヨタが安い結果になりました。

 

日産レンタカーだと、同じように東京から神奈川へ利用した場合でも、どこの店舗で利用するかによって、微妙に料金が変わってくる可能性がありますね。

 

レンタカーの料金など

レンタカーの料金は、利用時間によって変わります。

 

トヨタレンタカーの料金は、

 

  • 6時間まで
  • 12時間まで
  • 24時間まで

 

となっています。24時間を超えた場合は、超過時間によって、1時間単位か、または1日単位で超過料金が加算されます。

 

ほとんどのレンタカーはトヨタレンタカーと同じ時間区分ですが、ジャパンレンタカーでは、

 

  • 3時間
  • 6時間
  • 12時間
  • 24時間
  • 36時間
  • 48時間
  • 3日間
  • 7日間

 

超過1時間につきとなっています。このように細かく分かれているのは珍しく、ジャパンレンタカーの特徴といえます。

 

レンタカーは、予約なしでも利用が可能ですが、店舗にある車両のみしか対応ができませんので、希望の車種がなければ借りられません。また、渋滞や事故なども思わぬ事情で延長したい場合も、次が埋まっているとできません。

 

ちなみにトラック、軽トラは2月、3月の引っ越しシーズンになると空き状況が厳しくなります。ハイエースのようなバンやワゴンは土日や連休、行楽シーズンになると予約で埋まっており、予約なしではレンタルが難しくなるから注意してください。

 

 

レンタカーの保険。事故やこすったらどうなるか

車の保険イメージ

自動車を運転する場合、誰にでも事故の可能性があります。

 

事故を起こしたくて起こす人はいませんが、やはり自動車を運転する以上はもしもの時に備えて保険に加入しておくことが必要です。特に大型のトラックとなると乗り慣れない人もいますので注意が必要です。

 

また、東京や大阪など都市圏では細い道路も多く、住宅街を右折したり左折したりするのは、プロのドライバーであっても非常に骨が折れます。事故とまでは言わないまでも、傷をつけたりこすったりは十分にありえます。

 

レンタカーの場合は、自動車を借りる時の料金が保険料込みの値段になっているのが大半ですが、この辺りはレンタカー会社によって対応が違ってくる場合もあるので確認が必要です。

 

それにあわせて、保険の補償を増やしたい場合や免責補償制度などについては任意加入する必要があります。

 

免責補償制度というのは、事故を起こしてしまった時に保険での補償を受けるため、自分自身が払わなければならない金額をどんなに大きな事故だったとしても、あらかじめ決められた金額でいいと補償してもらえる制度です。

 

厳密にいえば保険というわけではないのですが、もしもの時にはあった方がいい制度だとも言えるでしょう。

 

こういった保険と補償してもらえる範囲というのは保険プランによって違います。安心して自動車を運転するためにも、レンタカーを借りる時にはしっかりと確認しておくとよいでしょう。

 

また複数の人が運転する場合や事故を起こしてしまった時の対応方法なども一緒に確認しておくと安心です。

 

免責補償制度について

レンタカーを契約するときは、事故を起こした場合の保険や補償について説明があります。その際、提示された書類に

 

「対物補償は1事故あたり2,000万円。免責額5万円」

 

などと明記されていると思いますが、正直、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。事故を起こした場合の保険料や保険金の支払いについてシンプルに解説します。

 

上の例は、実際に日産レンタカーで提示している対物事故の補償内容ですので、これを使って解説しましょう。まず対物補償というのは、車で塀など物品を壊した場合の補償です。これが人に怪我を負わせた事故だと、「対人補償」になります。

 

さて、実際に事故を起こして弁償しなければならなくなった場合、上の条件では、保険会社は2,000万円を上限に負担してくれます。もしも弁償額が2,000万円を超えたら、その分は契約者が支払わなくてはいけません。

 

次に、免責額5万円というのは、これは事故を起こした場合に契約者が負担しなければいけない金額のことです。上で述べたように、保険料はレンタル料金と一緒に支払っているのですが、事故を起こすとさらに支払いが発生するのですね。

 

そのため、レンタル契約のときにあらかじめ「免責補償制度」に加入して、手数料を支払っておくと、この免責額が免除されるシステムです。

 

「免責額」という言葉がまぎらわしいですね。一見、事故を起こした責任が5万円分免除されるようですが、実は逆に、「保険会社の補償責任が5万円分免除される」ということなのです。

 

下に補償の例をあげます。それを見るとわかりやすいと思います。

 

事故を起こした場合の補償の例

 

<ケース①>
事故の弁償額が3万円の場合 → ドライバーが免責額5万円を支払う。保険会社の負担はなし

 

<ケース②>
事故の弁償額が1,500万円の場合 → ドライバーが免責額5万円、保険会社が1,500万円を支払う

 

<ケース③>
事故の弁償額が3,000万円の場合 → 保険会社が2,000万円、ドライバーは免責額5万円と弁償額のうちの1,000万円を支払う

 

つまり保険会社は、レンタカーの事故でも、ちょっとドアをこすったとか、ボディに傷がついた、などの軽微な事故の補償はわざわざ行わないわけです。補償するのはあるていど大きな事故だけ、ということですね。

 

保険会社がどこまで補償するかは、レンタカーによって条件が異なります。レンタルするときに目を通しておきましょう。

 

事故以外のトラブルが起きた場合は

レンタル中のトラブルは事故だけではありませんよね。

 

駐車違反

移動中、必要なものを調達しにちょっとお店に寄っていたら、駐車違反の確認標章が……。

 

こんなときは、まずレンタルした店舗に連絡を入れ、そのあとマイカーの場合と同じように警察で所定の手続きをとってください。車両を返却するときに、交通反則告知書と反則金の領収書を店舗に提示します。

 

反則金の納付が確認できないと、店舗に違反金を支払うことになりますので、書類はきちんと管理しましょう。

 

車両の故障

荷物を運んでいる最中に、急にトラックが動かなくなった。など、レンタカーの故障トラブルは思った以上に多いです。不特定多数の人が使用しているのですから、あるていどは仕方がないかもしれませんね。

 

車両故障が起きたら、レンタルした店舗に連絡をして、対応を確認しましょう。店舗側で代わりのトラックを手配してくれると思いますが、乗用車と違って荷物の積み替えなどの作業がありますから、どのように作業するのか、こちらで準備しておくことはないか、など気になる点は細かく聞いておくといいですよ。

 

また、追加料金が発生しないかどうかの確認も大切ですね。

 

盗難

トラックの盗難はあまり多くないかもしれませんが、ないとはいえません。

 

盗難に気づいたらすぐに店舗と警察に連絡し、指示に従ってください。また、レンタカーはほとんどの場合、盗難保険に加入しています。保険会社から求められた書類の提出も必要になります。

 

もちろんですが、盗難に遭わないよう気をつけることがいちばん大切です。少しの間だからと、エンジンをかけたまま車から離れたりするのはとても危険ですよ。

 

その他のトラブル

タイヤのパンク、キーの閉じ込め、バッテリーあがりといったトラブルもレンタカーにはつきものですが、これもレンタルした店舗が対応してくれます。早めに連絡しましょう。ただし、修理その他については実費になることもあります。

 

JAF(日本自動車連盟)に加入している方は、そちらに連絡して対処してもらってもいいでしょう。JAFのサービスはマイカーだけでなくレンタカーにも対応しています。また、レンタカーの規約違反にもならないはずです。でも、返却時には一言断っておくとよいかもしれませんね。

 

トラックの基礎知識

2トンくらいのトラック2台

 

ここでは主にトラックをレンタルする前に知っておきたい超基本的な知識をまとめています。必要な免許や、マニュアル(MT)やオートマ(AT)についてなど、はじめて運転する人は必読です。

 

トラックの種類(平ボディ・バンボディ)と、大きさ、積載量、必要な免許

かつてはトラックと言えば平ボディがほとんどでしたが、荷物の梱包状態の変化、そして荷主や消費者の要望もあって水濡れの可能性が低いバンボディが登場。

 

今ではさらに様々な種類の荷台が輸送に利用され、トラックの総台数に占める平ボディの割合は年々減少しています。

 

特に、積載量で2tクラスの大きさのトラックではその傾向が顕著になっており、宅配便やコンビニエンスストアのルート配送に使われる車輌などは、そのほとんどが、コンテナを積んだタイプのバンボディとなっています。

 

しかし、近年の免許制度の改変により、従来は普通自動車免許で運転することのできた4tサイズの大きさのトラックでも、新たに中型免許を取得する必要に迫られることとなり、以前のように気軽に運転することができなくなってしまったことも事実です。

 

この免許制度の改変については、多くの人が誤解している部分も多いのですが、従来は積載量によって種類を分けていたのですが、今回の改変では車輌の総重量で分けられることになりました。

 

これによって、4tクラスの車輌はそのほとんどが大型免許が必要になりました。さらに2tクラスでは積載量で中型と普通免許の境目がわかりづらくなったため、注意が必要となっています。

 

どういうことかというと、同じ2tの積載量であっても、平ボディであればこれまで同様普通免許で運転できるのに、バンボディになると車両の総重量が重くなるため、中型免許が必要になってしまう場合もあるということです。

 

毎日乗車している車輌であれば間違わないと思いますが、初めて乗るトラックの場合は、運転を開始する前には必ず車検証で確認するようにしましょう。

 

また、最近では2tクラスはもちろん、大型トラックに至るまでマニュアル(MT)ではなく、オートマ(AT)を採用する車輌が増えています。

 

これは、乗用車の殆どがオートマ仕様となったため、いわゆるミッション車の運転に不慣れなドライバーが増えたことも一つの要因です。もちろん、ドライバーの負担軽減と言った面も考慮されてはいるのでしょうが、特に負担が大きいと考えられる大型トラックにおいては普及率もそれほど高くは無く、トラックにおけるオートマ車は主に2tクラスの大きさの車輌となっているのです。

 

 

パワーゲート付きの2tトラック。各自動車メーカーごとの車名と重量

トラックのパワーゲートとは主に荷台の一番後ろにある荷役用の昇降機の付いたトラックのことをいいます。平ボディのものからユニックの付いたもの等その形はさまざまです。

 

2tトラックとは2tの重さの荷物を積めるトラックということではなく、車体の総重量が4t未満のトラックのことです。その場合、荷台にコンテナやユニック等の装備がついていると、総重量が重くなるため、積載量はその分少なくなります。

 

パワーゲートつきのトラックは、トヨタは「ダイナ」、日野は「デュトロ」」、日産は「アトラス」、いすゞは「エルフ」、三菱自動車は「キャンター」という名前でそれぞれ販売されています。

 

2tトラックのパワーゲート付きの中には、燃料がガソリンのものとディーゼルのものが有り、wキャブと呼ばれる客室が2列になっているものもあります。

 

  • トヨタダイナ
  • 日野デュトロ
  • 日産アトラス
  • いすゞエルフ
  • 三菱キャンター

 

トラックの車両総重量と積載量についてはこちらの記事

 

トラックのサイズと、積みこめる荷物の量

引っ越しに使うトラックやそのサイズを紹介してきましたが、具体的にどのくらいの荷物が入るのかわかりづらかったかもしれませんね。積みこめる荷物の、大まかな目安はこのようになります。

 

  • 軽トラック……ワンルームで荷物が少ない人向け。大型家具は不可
  • 1〜1.5tトラック……荷物が多目の単身者向け。大型家具、家電は入らないことも
  • 2tトラック……単身者または荷物の少ない2人暮らし向け。家具、家電の積みこみは問題なし
  • 3tトラック……2DKくらいの部屋の荷物が入るサイズ
  • 4tトラック……2LDKや3DK以上の部屋の荷物にも対応できる大きさ

 

特に引っ越しの場合は荷物が多くなりますから、自分でトラックのサイズを見積もるのは難しいかもしれません。無駄になっても少し大きいサイズのトラックをレンタルするなど、工夫が必要です。

 

引っ越しでトラックを利用する際の注意点。家具など大きな荷物積み方。落下防止など

引っ越しでトラックを利用する際、特に注意をしなければならないのが荷物の積み方です。荷物の量などにもよりますが、急ブレーキや急なカーブで遠心力が大きくかかることによって、積み方を誤ると荷崩れが起こる恐れがあるからです。

 

まず、倒れて困るような家具などは運転席の後ろの壁に緩衝材を挟んで、立てかけるように配置しましょう。立てかけた家具や家電などは車両前方に押し付ける様な形でロープで縛ります。また、落下防止のために全体をビニールシートで覆い、その上からロープでトラックの荷台の四隅と固定します。

 

荷物を荷台に積む基本はなるべく平らにすることです。平らに積むことによって荷崩れをある程度防ぐことができます。

 

落下防止のためのシートは、荷物を覆うほど大きいものを選びましょう。ホームセンターなどで販売していますので利用しましょう。また、軽い荷物は重い荷物の間に挟むような積み方をするとよいでしょう。

 

引っ越しでトラックを運転する時は、そうでなくても知らない距離を移動するわけですから、慎重かつ余裕のある運転をする必要があります。そして、なるべく、急ブレーキや急発進は荷物が落ちる原因にもなりますのでしないように心がけましょう。

 

軽トラックの場合は、荷台に荷物が乗り切るか十分に注意が必要です。またダブルベッドのマットレスなどがちゃんと載るのか。冷蔵庫や洗濯機を荷台に持ち上げられるか。雨が降った際の幌や屋根はあるのかなども借りる前に検討すべきです。ハンドルを握ったあとでは間に合いません。

 

安い料金で引っ越しするなら、こんな方法は…

弊社で管理するサイトをご紹介します。一括見積もりをはじめ、様々な引っ越し情報を掲載しています。

お金のかかる長距離引っ越し。 http://www.belfer.info/

新生活はお金がかかりますが、長距離引っ越しとなると、コンテナ代やフェリー代、飛行機代など、運送費もかさみます。相場より安くするなら…

荷物を送る方法。宅配便より安い料金で大型サイズの荷物輸送 http://www.nimotsu-okuru.com/

クロネコヤマト、佐川、ゆうパック。宅配便を使って荷物を送る方法。大型荷物の輸送方法をまとめました!